「地方でクリエイティブな仕事をする」の感想
「地方でクリエイティブな仕事をする」
これ、まさに僕自身が実践したい生き方であり、
それが直球でタイトルになっているこの本に興味が湧きました。
読んでみて、たくさんの気づきがありましたので、備忘録的に感想を記しておきたいと思います!
Contents
「はじめに」を読んで
「仕事をもっと楽しみたい!」って思っていいんだ!
仕事に対する考え方って、個人的には2通りあると考えています。
1つは「好きなことを仕事にしたい、仕事をもっと楽しみたい」という考え方。
誰もが皆、そういう思いを抱いていると思いますが、
なかなか、思い通りにいかないのが現実です。
社会で生きていくためには最低限のお金はどうしても必要になります。
だから、スキル・経験が足りなくて充分な収入を得られず、好きな仕事では生きていけなかったり、
もしくは人間関係の構築やコミュニケーションが少し苦手で、好きな仕事に就く縁がなかなかない、とか事情は様々ですが、
とにかく、どうしても「好きではない仕事」に就かなくてはならない。
これが2つ目の仕事に対する考え方です。
つまり「好きではない仕事(=労働)に対する対価」という考え方。
そして、僕自身のことを言えばこの考え方が高じて、
「仕事なんだから嫌なことは当たり前」と思うようになっていました。
「好きなことを仕事にしたい」という考え方は「悪」・・・これは、なんとなく僕が生きてきた時代の風潮だったような気もします。
けれど、今時代は変化することが当たり前の時代で、
「好きなことを仕事にしたい」という考え方は「悪」ではなくなっています。
むしろ、そのように発言して行動した人がより一層輝き、素敵な人生を送れる時代になりました。
「仕事をもっと楽しみたい!」
この本は、そういう風に考えることを無意識のうちを抑制していた僕に、はっと気づかせてくれたのでした。
クリエイターの3つの幸福条件
筆者さんはクリエイターの降伏条件として以下の3点をあげています。
✓ 自分のイメージがカタチになる
✓ 喜んでくれる人が見える・実感できる
✓ 対価がある
これはまさにそうだなあ、と思います。
内容と感想
全体的に「具体的」な内容のためわかりやすい!
この本全体を通して持った感想ですが、どの章で書かれている内容もとても具体的だ、ということです。
例えば筆者さんが会社員としての仕事の仕方に生き詰まりを感じて、知人の勧めで転職したこと、その失敗、その後のチャレンジの先で見た地獄、などいい意味で生々しい体験が綴られているので、これから好きなことを仕事にしていきたい人にはとても参考になる内容だと思いました。
また、起業する時の心情、考え方、分析方法などが、良い意味で難しくない表現で完結に書かれています。
起業に関する書籍というのは、僕のようにビジネス知識の浅い人間にはなんか難しそうで、敷居が高く感じてしまうものですが、この本の内容は「すっ」と頭と心に入ってきました。
マーケティングは翻訳作業。分析が重要!
筆者さんはマーケティングとは「自分の魅力を市場に伝えるような翻訳作業」と定義しています。
そして、それを実施するには自分の強みは何か?、弱みは何か?、相手はどんな人か?何を求めているのか?などを深く考えることが重要だと気付かされます。
つまり、これは分析能力だと僕は理解しました。
この辺りの、やもすれば難しい表現になりがちな内容も、この本ではわかりやすい表現で記されています。
地方ならではの特色を知る
筆者さんの事業は古民家写真館からはじまりましたが、現在はWEB制作、映像制作、貸衣装、フィットネスなど、広く事業を展開しているとのことです。
これは、地方では1つの事業に注力していると、外部環境や代替え品の出現で淘汰される恐れがあるとの筆者さんの考えによるところです。
また、人口や仕事の絶対数が少ないという、地方ならではの事情から多角化する方が長期的に有利だということです。
これには、なるほど、と感心しました。
また、地方では商圏が限られているので事業を多角化することはとても有効なのだと思います。
地方ならではの特色、それは商圏が限られており、事業を多角化することが大事、ということです。
SWOT分析で自分を知る
本書では、事業を開始するにあたって「自分を知る」「相手を知る」「世の中を知る」ことが重要だと書かれています。
その中で「自分を知る」手法として、SWOT分析が紹介されています。
これは、いわゆる自己分析・・・自身についてよく考えたことがある人ならば何度も考えたことがあるテーマだと思いますが、の新しい手法としてとても参考になりました。
・ Strebgth → 強み
・ Weakness → 弱み
・ Oportunity → 機会
・ Threat → 脅威
これら4つの要素をそれぞれに掛け合わせ、自分の特性を知る、というものです。
僕自身もノートを開き、このSWOT分析の作業を実施してみましたが、
これまで何度も実施してきた自己分析では見えなかった気づきがありました。
まとめ
起業したい人に勇気を与えてくれる良著!
前述しましたが、とにかく内容が具体的でわかりやすく、
これから起業する人、将来起業したい人に勇気を与えてくれる良著だと思いました!
また、ハレノヒという筆者さんの事業が立ち上がってから、成功していくまでが具体的に紹介されており、
そのノウハウも非常に参考になります。
タイトルに惹かれて手に取った本でしたが、読んでとても良かったと感じています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!