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「ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが、これって相場でしょうか?」の感想

こちらの書籍はネット関連の仕事をしている方から良著だとオススメされたので手に取ってみました。
聞いていた通り、良著で気づきや学んだことが多かったので、感想を記録しておきたいと思います。
それでいってみましょう!

はじめに

この本を読んでいる今、僕は「WEB業界への転職を願っているインフラエンジニア」です。
つまり、WEB業務の経験はほとんどなく、WEB業界の様々なことが未知の状態です。
いろいろ知りたいけど数少ないWEB関係の知り合いに無邪気に聞きまくるわけにもいかず、SNS等のネット情報で地道に情報を収集していました。
そんな僕がこの本を読んで「とても参考になった!」と感心したところをご紹介します。

感想と記録

1番知りたいけど人には聞けない「お金」のことが書かれている

WEB業界に限った話ではありませんが、どんな仕事でもお金に関わる部分の話ってなかなか聞きづらいものです。
例えば、「このWEBサイト、いくらぐらいの価格だったの?」とか、「このWEB制作案件、いくらで受けたの?」とか。
もちろんSNSなどで情報収集はできますが、信頼性のある情報はなかなかないものです。
この本には、タイトルにあるように筆者さんが「友達価格」として提示されたホームページ制作費「130万円」をはじめ、WEBサイト制作どのくらいの費用がかかるのか、どのくらいの金額が適正なのかが具体的に書かれています。
これは業界経験がほぼない僕のような人間にとってはとても興味深く、貴重な情報だと感じました。

ネット業界は、「知っている人」と「知らない人」で2極化している

筆者さんはこうも主張します。
「ネット業界は歴史の浅い業界ゆえ、標準的な相場価格が存在していない」
例えば、「車を買う」となった時ですが、僕のような車にあまり興味のない人間でもある程度の相場観はわかります。
また、大多数の人は同様かと思います。
しかし、「ホームページを作成する」となった場合には、相場観がピンときません。
これは、ネット業界では一部の「知っている人」が「知らない人」に対して主観で価格を提示するケースが多いためというわけです。
確かにネット上の情報を見てみると、「価格はご相談ください〜」のような記載が多く価格が明記されていないことが多いですし、一部の情報商材の価格設定は「知らない人」に向けた高額な設定になっているようにも思います。
では、そのような「標準的な相場価格」が存在しないネット業界で価格設定はどのようにすれば良いのか?本書ではそのような問いに対する回答もしています。

「1人月50万円、売り上げ100万円」を相場として考える

筆者さんの考えとしては「1人月50万円、売り上げ100万円」を相場として考えるのが妥当とのことです。
この考えには、僕としては異論はないですし、大抵の方もそうだと思います。
(しいて言えば、もう少し低い金額・・・つまり30万円〜40万円くらいがより妥当かなとも思いますが。)
なぜなら、専門的な技術を用いた仕事への対価というのはこのぐらいの金額が妥当だからです。
この金額感を基準に考えると、世の中の依頼者側の相場意識とはちょっとズレがあるかもしれません。
なぜなら、大方の依頼者にとって「ホームページ制作者費用100万円」はべらぼうに高すぎるからです。
個人経営の飲食店やその他店舗を構える業種の経営者にとっては特にそうだと言えます。

ホームページ制作にお金をかけられないなら・・・

飲食店やその他店舗がホームページ制作にお金をかけられないケース・・・これは僕自身もよく相談を受けるケースなのですが・・・では、地域広告やチラシの方が効果的だと筆者さんは書いています。
ホームページやSNSでのネット販促というのは地道にコンテンツを積み上げて成果を出していく作業のため、少ない予算で実現するというのは到底無理があります。
そんな場合は、製作者と依頼者間で無理な折衝をしてギリギリの予算で取り組むよりは、DTP業者へワンショットでおしゃれなチラシを作成してもらい、地域で拡散する方が良いということ。これにも強く納得です。

まとめ

結局、ホームページの値段が「130万円」は妥当なのか?

これについては、書籍の中にしっかりと回答が書かれています。
ネットビジネスについては権威性を持っている筆者さんが導き出した結論ですので、それはそれでとても説得力があります。
ただし、ネット業界の人間、且つ提供する側の理論ですので、依頼者側がこの書籍に書かれている理論で納得するかというとそうではないと思いました。

この書籍の内容を参考にして自分なりの答えを見つけることが大事

最終的に僕の考えはこのようなものです。
標準的な相場価格が存在しない「ホームページ制作」という仕事について、
製作者側のコストと依頼者側の期待を把握し、提供していくこと。
それを実践するために本書は大変参考になりました。

以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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